鬼才とかカルトとはアレハンドロ・ホドロフスキー監督のこと!永い沈黙を破って復活した監督自身の自伝的映画。自らの生涯を振り返りつつ自身や家族の波瀾万丈の物語を幻想的な映像の中に封じ込めた傑作2作品をセットで!●『リアリティのダンス』(レンタル落ちDVDです。)●『エンドレス・ポエトリー』(セル版中古DVDです。)ところどころに『エル・トポ』や『サンタ・サングレ』の元ネタ的な部分もあり、あれらの鮮烈なイメージや受難の物語がいかにや自身や家族の体験からきたものだったかがわかります。と言ってもカルト作品的なB級感や難解さはなく、むしろノスタルジーに包まれた力作です。*『リアリティのダンス』(13チリ・仏)"La Danza de la Realdad"舞台はチリ北部トコピージャの街。美しい少年アレハンドロ。オペラ歌手であった母のサラ。サーカス芸人だった父のハイメ(ブロンティス・ホドロフスキー→『エル・トポ』では実の子役!)。ハイメは気の弱い息子を真の男にしようと理容室で美しい長い金髪を切らせ歯医者では麻酔なしで治療させる。ある時、仲間たちと計画したイバニェス大統領の暗殺が失敗したことがきっかけで、父ハイメは自分を見失い、大統領の側近(愛馬の世話係)になるも、紆余曲折、1人チリ各地を放浪し、記憶喪失、ナチの拷問、椅子作りの職人修行と、巡礼とも思える試練を経て、家族のもとへ帰還する・・・・*『エンドレス・ポエトリー』"Poesía sin fin""Endless Poetry" (16仏・チリ)続く自伝映画の続編第二部。サンティアゴ近郊のマトゥカナで詩を愛し自由奔放に生きたホドロフスキーの思春期と青年期、詩人としての葛藤から、国を離れる直前までの物語が前作同様マジックリアリズム的な手法で描かれる。ノスタルジックなのにエネルギッシュな傑作。さらなる続編(第三部)が待ちどおしい!*どちらも市販のケースに入れ替えておりますが、スレや背表紙の色褪せ、管理シール痕、ディスク面の細かいキズなど、使用感あります。ライナーノートなど封入物はありません。再生確認済み。DVD2本セットで分売不可とさせてください。*それぞれの上映時のフライヤーおつけします。写真参照ください。ご不要の場合はコメント欄にてお伝えください。